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企業研究より自分のことを知っている方が大事―就活面接「なぜ弊社でなければならないの?」への返答

僕は、就活失敗者です。一応内定をもらえましたが、最後まで苦しみました。

そんな僕なので、どうやったら確実に内定をとれるかを話すことはできません。ですが、自分がどうしたら失敗したのかくらいは語れます。その失敗者の目線から見て、togetterで話題の質問の答え方を考えてみました。

 

togetter.com

 

 

僕の就活の流れを簡単に説明すると

旧帝大出身

大学時代、演劇をしておりその活動にかまけ、一年留年。

4年になっても就活を始めず、申し訳程度に6月(当時面接解禁は3月)から動き始め、計10社ほど受けたが、1社も内定をもらえずそのまま卒業。

卒業後、既卒で就活開始。新卒に交じり計50社ほど受け続け、12月なんとか内定獲得。

就業が4月からなので、現在、12月~3月まで最後の冬休みを満喫中。

 

こんな感じで就活を終えました。

内定をもらった会社もそんな特に優良企業というわけでもなく、先日研修で、同期に大学名を言うと、「え、その大学でこの会社…?」みたいなリアクションされました。(ちょっと腸煮えくりかかりました)

 

 

さて、僕がなぜこんなにも就活が中々うまくいかないのか?

一つは、言うまでもなく経歴。一年留年+既卒って。ダメダメやん。と思われるのもやむを得ないなーと思います。まあでもこれはいま語ってもしょうがないので飛ばします。

もう一つは、面接が下手だから。これはどういうことかと言うと、自分のことを客観的に知らなかった、ということです。

これを具体的に言うと、「自分が、どんな言葉を話すと魅力的か、不自然じゃないか、面白いか」を全然わかってなかったということ。逆に、これをしっかり把握している人は就活をうまく切り抜けていったなあ、というイメージがあります。

例えば、異性からモテる人は、就活もうまい気がします。彼らは、自分がどうふるまえば、相手が自分を気に入る、好きになるを意識的、無意識的に知っています。だからこそ、自分に合った振る舞いをチョイスできる。キムタクが、ドラマでもキムタクなのは、そのカッコつけが自分に似合っていると知っているから。藤原竜也がいつも絶叫しているのは、自分の感情を迸らせる姿は、見ている人を強く揺さぶれると知っているから。(もちろん、監督等外部からの要請もあると思いますが)

 

誰だってキャラ(特性)を持っていると思います。

陽気なキャラ。陰気なキャラ。器用な人。不器用な人。丈夫。打たれ弱い。

などなど…

そのキャラをどう載せて話すかが大事だと思います。

 

じゃあ、自分で自分の特性を把握できていない人はどうすればいいか。僕もこのタイプでしたので、なにかいいアドバイスができるといいんですが、ごめんなさい。

やっぱり、トライアンドエラーを繰り返すしかないと思います。様々なパターンを何度も試すしかない。

自分は真面目で固いことを言うと映えるのか

実感の伴った経験から言えることを話していった方がいいのか

ちょっとしたギャグで緩ませるのがあっているのか

 

そんな風に、面接ごとにコンセプトを定めて、回答を決めておく。予期していなかった質問に答えるときも、このコンセプトを貫いて。それでパット答えられたらそのキャラがあなたに合っているんだと思います。答えられなければ、合っていないと考え、違うものを試してみるのがありだと思います。

そして、重要なのは、面接官の反応をしっかり見る事。

ああ、明らかに飽きているな、とか、退屈そうだな、とか、困惑しているな、と思ったら、違うやり方を試した方がいいというサインだと思います。また逆に、楽しんでそう、とか、ほう、とこっちに目線を向けてくるとか、前のめりになってくるとか。

笑顔でうんうんうなずいてくれるのは、信用なんないですね。聞き流しているだけという可能性もありますし。

面接官の反応が、面接の答えと思ってほぼ差支えないと思います。僕も実際そうでした。面接で面接官が、最初よりもテンションが上がっているときは、うまくいくことが多かったですし、最初より落ちているときは、うまくいってないときが多かったです。

最初から上機嫌な人が上機嫌なのは当たり前。大切なのは、いかに面接中に波をつくるか、ということです。

最初から面接官を楽しませよう、と思うとハードルが高い人は、せめて、面接官の反応をしっかり拾うよう注意してください。今、「ふーん」の言い方が興味なさそうだったな、とか、何を聞くか困っているな、とか。面接初心者がなりがち、というか、僕がなっていたのが、自分の話すことだけに集中してしまって、相手の反応を取りこぼしていたこと。面接といえど会話です。会話は相手あってのものなので、相手が何に反応するかに気を配ってみてください。

もし面接官が負の反応をしたら、改善の余地がある、ということ。

もし良の反応をしたら、自分のやろうとした狙いが当たったということ。

だから、すべきことは、より負の反応を減らして、良の反応を増やす、大きくしようと試みることです。

 

 

さて、冒頭の質問「なぜ弊社でなければいけないの?」にも、

自分のやりたいことができるから、と真面目に固く押してみてもいいし

ここでなら、こんなダメダメな自分でも活躍できそうだから、と根暗を前面に押し出してもいいし

 

自分に合うものを色々試してみて下しさい。