ナンパと評論をごった煮にすると謎肉になります

ナンパの計画と書評について書き込んでいくブログです。時々時事ネタ入れます。よろしくお願いします

「いやよ!!生活保護なんて絶対受け取るもんですか!!」と思っている生活困窮者へのラブレター

拝啓 生活困窮者のみなさま

 

いきなりですが、僕は生活保護受給者を差別しています。下に見ています。

 

私はこの半年間、本当に苦しい思いをしてきました。

大学時代、私の同級生だった人たちは一流商社、大手企業、勢いのあるベンチャーへと就職していく中、私一人どの企業からも内定をもらえなかった。私のプライドはずたずたでした。私は自分で言うのもなんですが、人一倍目端が利き、自分の言葉で論理だった意見を主張できる、金になる人間と思っていた分、なおさらでした。

そんな時、僕は何よりも、生活保護受給者の存在に慰められてきました。彼らの社会からのお荷物ぶりに、僕は救われました。その辺に流れる勇気を出して的なJPOPよりよほど、彼らは僕に勇気と希望をくれました。だって、僕は彼らよりましな人間だから。彼ら生活保護受給者は本来自分のでないお金で生活を立てているが、私はきちんと自分のお金で生活している。その自分で生活を立てている分、私の方が間違いなく人としてリードしているし、社会から認められ必要とされている。そう思っています。

 

そして、生活保護受給を拒否する生活困窮者の皆さま、独断と偏見で持って言わせてもらいます。

あんたたちも、生活保護受給者を、差別しているはずだ。

違うと言い訳するあんた。じゃあなぜ受け取らない。なぜそんなにも必死にしがみついて生活を守る。守ろうとする。

 

一遍の差別もないと本当に言い切れるか。「ああはなりたくない」、と心の片隅で少しでも思ってないと言い切れるか。言い切れるならこれ以上は言わない。非礼を詫びる。どうぞこのブログを今すぐ閉じればよろしい。

 

 

えー、先ほどから偉そうにすみません…。別に責めたいわけじゃないです。ただ、こういった風に、差別意識が邪魔して生活保護を受け取れない人たちに、自分のそういう意識に目を向けてほしくて、こんな言い方になったわけです。

私自身、差別への感情に戸惑っていますし。差別は褒められた感情ではないと思いますが、自然に発生するもので、発生したら最後、手の打ちようもないですし。僕が言いたいのは、この差別意識を持ったままでもいいから、生活保護受け取っちまえよ、という話です。

いやいや、プライドが許さないって?

 

うーん、ぶっちゃけそんなこと言えてる身分でもないでしょ。だってお金ないんでしょ?

 

じゃあ、一ついいことを教えます。もしあなたが生活保護を受け取ったとしても、あなたと、他の生活保護受給者は違います。あなたの方が人として上です。

真田家のゴットマザーおとり様の言葉を引用します。豊臣秀吉への服従を嫌がる真田昌幸に対し「下手に出て、牙を隠して、爪を隠して。この先秀吉の勢いに陰りが見えたら、寝首をかく。」と諭します。

生活保護へもこのように対応したらいかがでしょう。

とりあえず表立っては素直にもらっておく。そして裏では力を蓄えてください。それが、他の受給者と違う部分です。もらうのではなく、もらった振りをすればよいのです。

 

そして、一獲千金を狙ってください。

自分の頭をフル回転させてください。ギャンブルでもいい。本を出してもいい。株でもいい。生活保護という資産を使い、自分の今手前にある情報、ネットや図書館にある情報を吸収し、そして何より自分自身を深く分析し、自分に今できる成功率の最も高い方法を選んでください。

そして、その方法を実行してください。

 

守ることは二つです。自分の頭で考えること。そして、続けること。

人に聞いて知恵を借りてもいいですが、自分の頭で考え続けましょう。そして、できるなら毎日数時間、最初はきついかもしれないので数十分とかでもいいですが、とりあえず努力を続けてください。

その努力と時間こそが、あなたを本当に他の生活保護者とは違うものにすると思います。

 

僕も日々、ナンパに負け続け人生思い通りにいかない、と痛感する日々です。

前向いていきましょ。