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ナンパと評論をごった煮にすると謎肉になります

ナンパの計画と書評について書き込んでいくブログです。時々時事ネタ入れます。よろしくお願いします

「赤信号を渡ってはいけないよ」と言われたときに思うこと

グレーが減っていっている

最近、どうにも窮屈だな、と思うことが増えてきました。

どんどん、曖昧なことが許されない環境になっている気がして。

 

色んなことが見えやすくなってしまったがために、今まで見えなかった間違ったこと、よくないことがどんどん正されて行っています。そのせいで、グレーゾーンが少しずつ減らされて行っている気がします。

 

twitterによるいじめの減少

沖縄市教委「いじめとみていない」と報じられたことに反論 - ライブドアニュース

 

それがいい方に働くこともあります。沖縄市で、中学生の同級生への暴力行為がtwitterにあげられた件がそうだと思います。

 

twitterという、いじめへの新たな告発方法が開発されたな、と私は感じました。これまで、教師や家庭が、同級生との人間関係に介入するしか、この問題は解決が見出せませんでした。しかし、今回は、twitterにこの動画を挙げることで、社会が同級生の人間関係に介入することが可能になりました。

事実、今回の件では、twitterを通し、多くの人がいじめられた側に立ったコメントを発表していました。その後、このいじめがどうなったかはわかりません。前よりいじめがひどくなったのか、そのままなのか、収まったのか。僕は、いじめはとりあえずは収まったのではないか、と思っています。

 

なぜかというと、いじめた側が特定されるリスクが高いからです。

今の時代、個人特定なんて簡単にできます。青森の中2の女の子が自殺したときも、本当か間違いかは分かりませんが、その子をいじめていた犯人の特定、さらしがネットに行われていました。

【青森中2女子自殺】葛西りまさんをいじめ自殺させた加害者の実名と顔写真画像が特定され流出!遺書の黒塗りに書かれた名前 | Pixls [ピクルス]

このように、現代では個人特定が簡単にできます。あのツイートが、個人特定も可能な形で行われていたら、と考えるといじめた側にとっては、かなりの恐怖だと思います。そのリスクをいじめた側が理解していれば、もう今後、いじめは止まるのではないでしょうか。

 

グレーがなくなっていくのは必ずしもいいことか

この事件を通して分かったのは、今の時代は、間違っているけど明るみに出ないことがけっこう簡単に発覚するんだよ、ということです。そうやって可視化されることで、間違ったことが速やかに排除されていく。そんな時代になったんだな、と思いました。

 

それは、一見、いいことのように思えますが、いや、待てよ、と思ってしまうのです。

間違ったこと、けっこう私たちは普段からしてませんか?

例えば、飲食店のバイト先で食べ物をつまみ食いすること。いや、そんなことするなよ、と言われればそれまでですが、でも、こういう、ちょっとした悪、とまでは言えないけれどルール違反って、人はけっこうしませんか?

赤信号をついつい渡っちゃうとか、人の悪口を本人のいない前で言っちゃうとか

 

それが段々と明るみに出て、禁止されていく世界って、実はけっこう生きにくいものだな、と思うわけですよ。そりゃ、いじめが今回のような形でなくなるのはいいことだけど、、、

白黒はっきりつく世界ではなくグレーもある程度残る世界であってほしいな、と思うわけです。まあ、どうせなくなっていくから、うまく適応してかなきゃならんのでしょうが

 

間違ってるけど面白いこともある

道路標識にアーティストが落書き→これを単なる"落書き"として片付けてしまうのが日本? - Togetterまとめ

 例えば、こういう事件だって、社会的には間違っているわけですよね。標識にいたずらって。でも、そのデザインの洗練さを見るに、けっこうこだわられている訳なんですよね。どうしてもそれを書きたい、と思う何かがあったんだろうな、と僕は思ってしまいます。

その、いたずら心なのか、人を楽しませたい、という思いを想像しようとすることなしに、一概に否定していってしまうと、正しいけど、ちょっとつまらない、居心地の悪い世界に落ち着いてしまうんじゃないか、と思っています。

 

今後、様々な場所で今まで隠れていた間違ったことが明るみに出ると思います。その際、正しさの扱い方には少し注意が必要だな、と思います。その正しさの行使により、できることが一つ減らされる。そのリスクを感じておくことが必要だなと思います。