ナンパと評論をごった煮にすると謎肉になります

ナンパの計画と書評について書き込んでいくブログです。時々時事ネタ入れます。よろしくお願いします

「愚者は自分の失敗に学ぶ 賢者は他人の失敗に学ぶ」を肝に銘じます 「ジェーン・スー 相談は踊る」

こんにちは。マシマシでっす。

 

 僕は、ラジオをたまに聞きます。

FM、AM、TBSラジオ、JWAVEなど各局ありますが、一番好きなのはどの局か。

FMは少しシャレオツすぎてとっつきにくいし…。AMはオールナイトニッポンが面白いよねえ…。

でも、一番好きなのはTBSなんです。

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中村うさぎ「パリのトイレでシルブプレ~~!」 「本物の自信」なんて、ケツ拭くちり紙にすりゃ、なりゃあせん

僕が最近何度も中村うさぎのことが好きだ、と言い続けているが、あえて何度も言いたいです。中村うさぎ大好き。

 

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そんで、何度も様々に中村うさぎを好きな理由を言い続けた来たけど、また新しく発見しました。なぜ僕が中村うさぎを好きか。

僕らを癒す毒を吐き続けてくれるから。

中村うさぎさんは、世間が発する嘘くささにとても敏感。それって違わない?と少しでも思ったらたちまち牙をむきます。嘘だ、嘘だ、と文章を使って毒を吐き続けます。その、世間に対する毒に世間からのはぐれ者のわれらは癒されるわけです。毒と薬は使いようってね。

 

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可愛くない子へのナンパはかえって成功しにくい気がするのはなぜだろう?

以前、下北沢駅前でナンパした、お世辞にも可愛いとは言えないようなメガネをかけた女子と僕の会話だ。

僕「こんばんは。お姉さん、可愛いですねえ」

メガネ女氏「いえ、そんなことないです全然」(真顔)

僕「いやいや、可愛いですよ~」

メガネ女氏「いや、マジで、そんなはすないんで」(やはり真顔)

僕「…」(あまりに強く否定され、それ以上追いかけられず)

 

このように、可愛くない子をナンパに誘っても、どうにも(可愛い子に増して)ノリがよくないことがある。ガン無視ならまだわかるが、普通に応答、コミュニケーションした上で、「可愛い」などを頑なに否定する。私はずっと不思議に思ってきた(これはナンパに限らず通常の恋愛にしてもそうだ)。

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夏目漱石「こころ」を超える価値観の提示 中村文則「悪意の手記」

 こんにちは。マシマシでっす。

 突然ですが、僕は、西加奈子さんのファンです。彼女の作品の、ラストに溜まったストレスをエンジンに突き進んでいく疾走感、爽快が好きなんです。その彼女が、中村文則さんの「教団X」をむちゃくちゃ評価してたので、気になっていたんですよ。今までの文学の中で、ジョンレノンの「イマジン」という言葉以上のものはなかった。だけど、「イマジン」を超える言葉が「教団X」の中で発明された、と西さんが言ってたんですよ。

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他者を愛することで、自己を愛すること 角田光代「八日目の蝉」

 こんにちは。マシマシでっす。今日は、角田光代さんの「八日目の蝉」と読みました。これ、直木賞もとってるし、映画化もされ、昔結構話題になったみたいですね。

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 いつものように、ネタバレ全開で話していこうと思います。

 

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福岡伸一「生物と無生物のあいだ」

福岡伸一さんの「生物と無生物のあいだ」を読んでます。

 

 科学と、私たちの共通する考え方を示してくれる本だ。だから、科学の、生物をどう定義するかの流れを示されている本なのに、大変秀逸なハウツー本としても読めるし、先人たちの足跡を辿る文学のようにも思える。

 

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